展示会の集客を成功させる!事前準備・企画アイデア・ブース誘導の手法
2026/1/9(金)

展示会で成果を上げるためには、いかに多くの来場者を自社ブースに引き寄せられるかが重要です。
そのためには、ブース設計や告知、スタッフの対応といった単発の施策ではなく、準備・現場・フォローを一体で設計することが欠かせません。
当記事では、展示会集客を成功させるための基本方針から、事前準備、当日の運営、来場者フォローまでを体系的に解説します。
はじめて展示会を担当する方も、これまでの集客方法を見直したい方も、次回出展に向けて参考にしていただける内容です。
目次
- 展示会集客の基本方針|押さえるべき6つのポイント
- 事前準備で差をつける!展示会集客の成功ステップ
- 告知で「見つけてもらう導線」をつくる
- ブース企画とデザインで興味を引く
- 配布ツールで記憶と接点を残す
- スタッフの体制を整える
- 展示会当日の集客アイデア&ブース誘導
- 来場者を惹きつける体験・イベントの企画
- 声かけと配布物で立ち止まらせる
- ノベルティを活用して受け取り率を上げる
- SNSでリアルタイム発信&拡散を促す
- 情報収集とアフターフォローにつなげる仕掛け
- 集客現場のよくある「困った!」対処法
- デモやプレゼンに人が集まらない!
- ターゲット層以外の方ばかり来てしまう!
- スタッフが少なく対応しきれない!
- ノベルティが早くなくなりそう!
- まとめ
展示会集客の基本方針|押さえるべき6つのポイント
展示会で成果を上げるには、やみくもにブースを構えるのではなく、全体の方針を明確にすることが大切です。
次の6つのポイントを押さえておくと、戦略的に集客を進めやすくなります。
1.目的とターゲットを明確にする
まずは「展示会で何を得たいのか」を定めましょう。
リード獲得、商談化、認知拡大など、目的が明確であれば、ターゲット設定やアプローチ内容も一貫性を持たせやすくなります。
2.事前告知を早めに始める
展示会を成功させるには、「準備期間が勝負」です。
出展を決定した時点で、既存顧客や見込み客に向けた招待メール、SNS投稿、プレスリリースなどの告知を始めましょう。
早めに情報を届けることで、来場計画に組み込んでもらいやすくなります。
3.ブースは「3秒で伝わる」設計にする
展示会の会場では、来場者は数秒で「ブースに立ち寄るかどうか」を判断します。
遠くから見ても伝わるキャッチコピーやビジュアル、入りやすい動線づくりを意識し、自社の魅力を瞬時に理解してもらいましょう。
4.スタッフ対応で心理的ハードルを下げる
明るい表情と自然な声かけがあるだけで、来場者は安心して足を止めてくれます。
短時間で印象を残せる挨拶フレーズを、事前に共有しておくのも効果的です。
5.配布ツールを有効活用する
チラシやノベルティは、来場を促すきっかけであり、接点を残すための大切なツールです。
当日の配布だけでなく、事前の郵送や展示会後のフォローでも活用できるように設計しておくと、効果が高まります。
6.状況に応じて柔軟に対応する
混雑やトラブルなど、展示会では想定外のことが起こるものです。
臨機応変に対応できるよう、代替手段や体制を事前に共有しておきましょう。
柔軟に動けるチームこそ、最後まで成果を逃さないブース運営ができます。
事前準備で差をつける!展示会集客の成功ステップ
展示会で成果を上げるには、当日の工夫だけでなく、事前の準備段階でどれだけ仕込みができているかが大きな差を生みます。
ここでは、集客効果を高めるために押さえておきたい4つの準備ステップを紹介します。
告知で「見つけてもらう導線」をつくる
展示会の告知は「出展を知らせる」だけではなく、「来場したくなる理由を伝える」ことが目的です。
メールやSNS、プレスリリースなど複数のチャネルを組み合わせ、ターゲットに合わせた導線を設計しましょう。
・招待メール:既存顧客・見込み客に担当者名で案内すると来場率が高まる
・SNS投稿:「出展決定→見どころ紹介→当日速報」と段階的に発信し、話題を醸成する
・プレスリリース:業界メディアや専門誌で取り上げてもらうことで、信頼性と露出を強化
・案内情報:小間番号・会場マップ・アクセス方法を明記し、スムーズに来場できるようにする
ブース企画とデザインで興味を引く
ブースは、来場者が足を止めるキッカケをつくる場所です。
どんな来場者に、何をどう伝えたいのかを整理し、「3秒で伝わる構成」を意識しましょう。
・キャッチコピー:「誰向け」「何のメリット」が直感的に伝わる一言を大きく掲示する
・視認性の確保:照明・高さ・色づかいを工夫し、遠くからでも目立つようにする
・レイアウト設計:入口と出口を明確にし、来場者が回遊しやすい動線を作る
・情報掲示:小間番号・タイムスケジュール・QRコードなど、理解しやすい案内を設置
配布ツールで記憶と接点を残す
チラシやノベルティは、来場者の手元に「自社を思い出すキッカケ」を残すツールです。
ただ配るだけでなく、「次の行動につなげる設計」を意識しましょう。
・チラシ:サービスの要点を簡潔にまとめ、ブース位置やQRコードを記載
・ノベルティ:名刺交換やアンケート回答の特典として渡すことで、自然な会話を生む
・アンケート:課題や導入時期などを簡潔に聞き取り、後日のフォロー資料として活用
・資料DL企画:QRコードから限定資料や抽選ページに誘導し、来場後の接点を維持する
関連記事:展示会チラシの作り方|構成やデザインのポイントと効果的な配布戦略
関連記事:【例文付き】展示会アンケートの作り方|設問・注意点・回収率を上げる工夫
スタッフの体制を整える
来場者の印象を決めるのは、ブースの対応力です。
役割分担を明確にし、誰が見ても統一感のある対応を心がけましょう。
・呼び込み担当・説明担当・フォロー担当を明確に分けて混乱を防ぐ
・名刺スキャンや来場者管理ツールを事前に操作し、当日のミスを防止
・短時間で使える声かけフレーズ集を共有して、全員が即対応できる状態にする
・服装・表情・姿勢といった“第一印象”も事前確認しておく
展示会当日の集客アイデア&ブース誘導
事前準備を終えたら、いよいよ本番です。
展示会当日は、来場者の関心を引き、ブースに立ち寄ってもらうための工夫がカギになります。
ここでは、現場で実践できる集客アイデアとブース誘導のポイントを紹介します。
来場者を惹きつける体験・イベントの企画
展示会ブースで注目を集める最大の要素は「体験」です。
来場者が「ちょっと見てみよう」と思える企画を仕込むことで、自然な集客が生まれます。
・関心を引く:数十秒で試せるミニ診断やデモ体験、動きのある演出が効果的
・滞在させる:ワークショップ形式や「ビフォーアフター」の体験は理解を深めるきっかけに
・記憶に残す:SNS映えするフォトスポットや、体験後に配布する限定ノベルティで印象を強化
・AI診断やミニデモによる「自分ごと化」体験
・SNS投稿を促すフォトブース
・その場で抽選・くじ引きができるイベント
・時間を区切ったライブプレゼンやセミナー
・AR/VRを活用した没入型体験
声かけと配布物で立ち止まらせる
展示会では「待つ」のではなく「動く」姿勢が成果を左右します。
声かけと配布物の渡し方を工夫し、立ち寄りのキッカケをつくりましょう。
・「ご興味ありますか?」ではなく、「1分で体験できます」「最新モデルを試せます」など具体的に伝える
・来場者の業種や立場に合わせて、一言変える柔軟さを持つ
・チラシは「製品説明+ブース案内+QRコード」の3点セットで完結させる
・手渡すときに「このページに導入事例があります」など、一言添えると記憶に残りやすい
ノベルティを活用して受け取り率を上げる
展示会でチラシを渡すだけでは印象に残りにくいもの。
ノベルティをセットにすることで、受け取り率・会話率の双方を高められます。
・「チラシと一緒にこちらもどうぞ」と自然に声かけできる
・実用品であれば、展示会後のリマインドにもなる
・配布のタイミングを作りやすく、名刺交換やアンケート回答のきっかけになる
・携帯性:軽くて持ち帰りやすい(例:ボールペン、クリアファイル、エコバッグ)
・実用性:日常使いできる(例:メモ帳、除菌シート、スマホグッズ)
・話題性:SNSに投稿したくなるデザインや限定感のあるもの
最近では、SDGsを意識したエコ素材のノベルティや、QRコード抽選付きのデジタル連動型ノベルティも注目されています。
従来の定番グッズと組み合わせることで、ブースの印象をより一層強められます。

SNSでリアルタイム発信&拡散を促す
展示会ではSNSも「もう1つの集客導線」です。
当日の発信と来場者参加型の仕掛けで、会場内外から注目を集めましょう。
・速報発信:ブースの様子やデモの開始時刻をライブ感のある投稿で共有
・来場者参加型:指定ハッシュタグで投稿してもらい、抽選や特典と連動させる
・ビジュアル演出:SNS映えする装飾やフォトスポットを用意すると拡散力が上がる
情報収集とアフターフォローにつなげる仕掛け
展示会では「その場で終わらせないこと」が大切です。
名刺やアンケートを通して来場者情報を整理し、次のアクションにつなげましょう。
・名刺交換+α:ノベルティ配布や抽選参加の条件に「名刺投函制」を設けるとスムーズ
・アンケート:課題や導入時期などを数問で把握し、商談優先度を見極める
・QRコード活用:資料DLや問い合わせフォームへ誘導し、デジタルで情報を蓄積
・迅速なアフターフォロー:翌営業日中にお礼メールを送り、関心を持続させる
集客現場のよくある「困った!」対処法
どれだけ入念に準備しても、展示会当日の状況によって思わぬ課題が発生することがあります。
ここでは、現場でよく起こる「困った!」シーンと、その場で取れる現実的な対応策を紹介します。
あらかじめ想定しておくことで、急なトラブルにも落ち着いて対応でき、結果的に集客効果を維持することにつながります。
デモやプレゼンに人が集まらない!
来場者は「何か始まる」と分からなければ、立ち止まりません。
開始時刻を掲示し、直前にスタッフが通路で声をかけるだけで流れが変わります。
実演は通路側に向け、音や動きを取り入れると、遠くからでも注目されやすくなります。
ターゲット層以外の方ばかり来てしまう!
せっかく人が集まっても、狙った相手でなければ成果にはつながりません。
スタッフの声かけで「現在〇〇をお探しですか?」と具体的に聞くなど、対象かどうかをその場で見極めましょう。
加えて、ブース前に「〇〇業向け」「△△に課題をお持ちの方へ」といった掲示を追加すれば、当日でもターゲット層に焦点を合わせやすくなります。
スタッフが少なく対応しきれない!
少人数運営では「セルフで理解できる仕掛け」を用意すると効果的です。
大型パネルやループ動画で概要を伝え、スタッフは重点顧客への対応に集中します。
QRコードで資料を取得できるようにしておけば、情報提供が滞りません。
ノベルティが早くなくなりそう!
残数を時間ごとに分けて、「次回は13時から配布します」と掲示すれば、配布リズムを保てます。
数量が足りない場合は「後日送付」に切り替えるのも有効です。
後からノベルティが届くことで、かえって記憶に残りやすくなることもあります。
まとめ
展示会の集客を成功させるには、まず目的とターゲットを明確にし、来場者に「立ち寄りたい」と感じてもらえる仕掛けを設計することが重要です。
事前の情報発信からブース設計、当日の呼び込みや体験企画、ノベルティ配布、SNSでの発信までを一貫して計画すれば、印象に残るブース運営が実現します。
また、当日のトラブルにも柔軟に対応できるよう備えておくことで、現場での判断力が高まり、より多くの来場者と有意義な接点を持つことができます。
展示会は「出展して終わり」ではなく、商談や問い合わせへとつなげる大切な機会です。
準備と現場運営の両面を整えることで、成果の出る展示会となるでしょう。
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