森林保全・森林保護はなぜ必要?私たちができる取り組みをご紹介
2021/11/25(木)
2015年に掲げられたSDGsと相次ぐ異常気象によって、現在世界ではこれまでで最も地球環境を真剣に考える時代となりました。
環境破壊・森林破壊によって、地球環境はかつてないスピードで変化し、そこから引き起こされる自然災害により我々の生活も脅かされています。
そんな中、「森林保全や森林保護が重要だとは理解しているけれど、何かできることってあるのかな?」という方は多いでしょう。
このページでは、SDGsの15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」にもある森林保全や森林保護について、以下の点を詳しく解説します。
世界や日本の森林問題についてだけでなく、森林を守るために個人でできることについても触れていますので、参考になれば幸いです。
森林保全・森林保護の意義は3つ
それではまず、「森林保全」「森林保護」の違いと意義を確認しましょう。
同じように感じる言葉ですが、以下のように違いがあります。
■森林保全とは
森林の状態を維持または改善すること。
そのための対策。
伐採・植林をはじめとした直接的なものから、認証木材の購入といった間接的なものまで幅広い取り組みを指します。
■森林保護とは
森林を気象災害、病害虫、鳥獣害などから守り、健全な状態で保つこと。
多くは人の立ち入りを制限し、人の影響が及ばないように保存されます。
対象となるのは、主に過去に伐採などを経験していない、自然に生まれ育まれた原生林が中心です。
森林保全と森林保護の大きな違いは、「積極的に人の手を入れるかどうか」だと言えるでしょう。
ちなみに、森林は世界の陸地面積のおよそ3割を占めています。
広大な森林を守ることで得られる意義は、大きく分けて以下の3つです。
洪水や土砂崩れの防止
森林は洪水や土砂崩れを防いでくれます。
洪水を防止できる理由をご説明すると、森林の土壌が水分をたっぷり吸収するから。
森林に雨が降ると、まず雨水の多くは枝葉に付着し、地面まで達した水が土の中に浸透します。
しばしばスポンジに例えられる森林の土壌には、生物・微生物の活動によってできた大小無数の穴があり、水分をたっぷり蓄えられます。
雨水の一部は樹木や草花に吸収され再び大気へ、植物が吸収しきれなかった水は湧き水となって河川へ流れ出すのです。
この働きによって、雨による川の増水を緩和して洪水を防いでくれます。
また、森林には土砂崩れを防止する機能もあるのです。
長い年月をかけて育つ樹木の根は、土壌層のさらに深くの基岩層にまで達していて、無数に伸びた細い根はアミのように広がり、土が流れ出すのを食い止めます。
森林保全や森林保護は、このように災害の発生を防いでくれるのです。
動植物が育つ環境の提供
陸上の動植物のおよそ8割が森林に生息しているため、森林を守ることは動植物の生育環境保護にも役立ちます。
雨風をしのぎ、日光をやわらげる森林は、動植物にとって理想的な生育環境です。
多種多様な植物の花の蜜や実は、動物たちの餌でもあります。
日本の森林も同様で、約200種の鳥類、2万種の昆虫類をはじめ、野生動物の大切な住処です。
その生態系で育まれるのは動植物だけではありません。
微生物なども含まれ、医薬品や工業用品の原材料となるものが存在する可能性もあるのです。
脈々と受け継がれてきた複雑な生態系は、動植物にとっても人にとっても貴重な存在。
森林には、遺伝子や生物種を保全するという地球の営みにとって重要な機能があります。
地球温暖化の緩和
森林保全が持つ3つの意義のうち、最後のひとつが地球温暖化の緩和です。
温暖化は、大気中の二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの増加が原因だと言われています。
ですから温暖化を防止するには、次の2点が大切です。
1.二酸化炭素の排出を減らす
2.二酸化炭素を取り除く
上記2点のうち、森林には二酸化炭素を取り除く機能があります。
というのも、植物は空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させながら生きているから。
森林を健全な状態で保てば、二酸化炭素が吸収され、地球温暖化の緩和につながるのです。
森林を保全・保護する方法とは
自然災害の発生を食い止めて生物の多様性を守り、温暖化を防ぐため、森林の保全・保護は最重要課題の一つと言えるでしょう。
では森林を守るためにどういった方法があるのでしょうか。
森林が伐採で失われているのであれば、失われた森林を補うべく植林するという対策が考えられます。
また、伐採そのものを防止することも重要です。
それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。
植林による森林の再生
植林は、森林保全の主要な対策のひとつ。
伐採や火災などで劣化または機能が停止した森林を、再生させるために有効です。
ただし、植林と言っても木を植えて終わりではありません。
放置された人工林は荒れ地となり、日光が遮られるため動植物に病気が発生することがあります。
植物が荒れると土壌にも影響が出るため、土砂崩れなど災害の要因になることも。
自然に生まれ自然に育まれた天然林とは違い、人工林では枝打ちや間伐をはじめとした手入れや管理をしなければなりません。
終わりなく続く手入れや管理は、地域住民とともに行っていくことが最も自然な姿でしょう。
そのような森林管理の方法に「コミュニティ・フォレストリー」という手法があります。
森林の管理を住民参加で行い、発生する利益を住民に分配するという方式で、非常に優れた森林経営システムです。
地域それぞれの事情を踏まえ、住民とともに管理をすることで、森林の成長とともに地域の健やかな発展にもつながります。
違法伐採の防止
森林保全と森林保護の方法として、違法伐採も防止も重要です。
1990年以降、世界の森林から1億7800万haが失われたと言われています。
果てしない数字でピンときませんよね。
これは日本の国土面積の約5倍に相当する数字です。
そして、世界の森林伐採の15~30%が違法伐採だと言われています。
その実情は、所有権や伐採権を持たない森林の伐採や、伐採許可の範囲を超えた過剰な伐採など。
いずれも経済性・生産性を優先させた結果起こるものです。
森林伐採による弊害は、もちろん周辺地域の生活環境の悪化だけにとどまりません。
温暖化、生物多様性の喪失、砂漠化、水質汚染など問題は多岐にわたり、甚大な被害を及ぼすのです。
そして違法伐採の弊害は環境面だけではありません。
違法に伐採された木材が流通することにより、生産国では木材の市場価格が低下し、正常な収入や税収が得られなくなります。
さらに利権の絡む土地開発において、汚職や腐敗が横行することも珍しくありません。
途上国の発展は遅れ、政情不安や治安悪化を招き、テロや暴動といった世界的な問題にもつながっていくのです。
このように違法伐採の防止は緊急の課題であるため、世界的に以下のような対策がとられています。
違法伐採がなくなることを願いたいものです。
・森林伐採についての基準・指標の策定
・違法伐採を禁止する法整備
・木材追跡システムの開発
・違法木材の取引の禁止
・地域住民が参加する森林管理(コミュニティ・フォレストリー)
参考サイト:林野庁/世界森林資源評価(FRA)2020メインレポート概要
日本における森林の現状
それでは、我が国日本の森林の現状はどうなっているのでしょうか。
実は、日本の森林面積はこの50年ほとんど変わっていません。
世界的に森林破壊が進むなか、日本の状況は違っています。
世界の森林は伐採されることが問題ですが、反対に日本では伐採されないことが問題となっているのです。
日本の森林は約4割が人工林
日本は国土面積のうち7割が森林ですが、そのうち4割が人工林です。
この割合も30年ほど変わっていません。
一見すると何の問題もないように感じられますが、現代の日本では多くの人工林が放置され、深刻な問題となっているのです。
人工林は、本来成長に合わせて適切に伐採が行われなければなりません。
放置された人工林には過剰に枝が生い茂って暗く、光が射さないため樹木も下草も育たず、病気が発生することもあるからです。
土壌はどんどんやせ、ヒョロヒョロと細い木しか育ちません。
やせた土壌には水が染み込まず、そこに生える木の根も弱いため、大雨が降っても洪水や土砂災害を防げないのです。
さらに間伐だけを行って、木をそのまま残していく「切り捨て間伐」によって、降雨災害の被害がより大きくなった事例もあります。
放置された人工林の多さは、日本の森林事情における大きな問題だと言えるのです。
自然に生まれ、自然によって育まれた森林。
自然の力のみで維持されています。
さまざまな種類の木が自生し、伐採されても切り株があれば再生可能です。
■人工林とは
人の手によって植林され、育てられた森林。
まっすぐ伸びるよう木々の隙間が狭いため、枝打ちや間伐といった手入れが必要。
成長が早い針葉樹が多いのが特徴です。
輸入木材への依存度が高い
日本の人工林の問題は、輸入木材への依存度が高いことが原因です。
戦後の復興時に多くの木材を要したため植林が盛んに行われましたが、木材需要の高まりから輸入の自由化が始まりました。
大量の安い木材が安定供給されることに加え円高の勢いもあり、輸入量は年々増加。
それによって国内の林業は衰退したのです。
林業を仕事として生計を立てる人は減少し、放置された人工林が目立つようになっています。
そこで政府は「森林・林業再生プラン」を策定しました。
木材自給率を上昇させるため、森林資源の活用を掲げています。
これによって放置林を減少させ、洪水や土砂災害を防止し、林業・林産業の再生を図り、近年成果が表れ始めました。
2020年には、木材自給率が48年ぶりに40%台に回復しています。
参考サイト:林野庁/「令和2年木材需給表」の公表について
日本における森林保全・森林保護への取り組み
国内においても森林保全・森林保護は重要な課題の一つですが、実際にはどのような取り組みが行われているのでしょうか。
政府、民間、それぞれについて見てみましょう。
開発途上国への支援
森林破壊や違法伐採は、地域だけの問題ではなく、世界的な問題です。
日本でも開発途上国へ向けてさまざまな支援を実施し、以下のような取り組みで、すでに成果を上げています。
・衛生による森林モニタリングで、森林減少や違法伐採を検知(インドネシア・ブラジル)
・衛星画像と森林図から、火災箇所を早期発見(インドネシア)
・現地の資材を用い、簡単な工法で荒れ地を回復(中国)
・海岸砂丘林の技術を導入し、砂漠化や黄砂の被害拡大を抑止(中国)
・果樹の育苗・育成技術を導入。地域住民の経済安定と環境保全を両立(ケニア)
・マングローブ育成技術を普及。10万haに植林を実施(インドネシア)
参考サイト:環境省/途上国に貢献する日本の森林技術
環境省による森林保全・保護事業
環境省は森林の減少や劣化を抑えるため、以下のような取り組みを実施しています。
企業とNGO/NPOとの連携を促進(=フォレスト・パートナーシップ・プラットフォーム)
企業がNGO/NPOに資金提供を行ったり、具体的な作業を分担したりする事例も。
また反対にNGO/NPOが、現地の情報提供やサプライチェーンの確認に協力することもあります。
海外での森林保全研修
国内企業が森林保全の技術的知識や現地の情報を補うための、スタディツアーを開催。
日本の官民学が、地元大学・政府機関・住民と連携し、現地でも評価されています。
違法伐採問題や森林認証制度の普及・啓発
合法的に調達された木材製品の利用を促すため、一般の消費者に向けたチラシ・ポスター・パン
フレットなどを作成・配布しています。
参考サイト:環境省/環境省の取組
ボランティアやNPO団体による森林保全・保護事業
日本では、森林保全・森林保護を目的とした民間のボランティアやNPO団体も数多く存在しています。
どんな団体がどのような取り組みを行っているのでしょうか。
各団体の概要と活動例を見てみましょう。
フォレスト・サポーターズ
「森にふれる」「木を使う」「森を支える」「森と暮らす」の4つを軸に、さまざまな活動のプラットフォーム的役割を果たしています。
個人・法人、さまざまな団体が登録し、森林保全につながる活動を展開。
森林でのアクティビティや募金、体験会など、個人で参加できるプログラムも。
登録団体の活動には、間伐材を使った間伐紙の利用推進や、間伐材を利用した商品販売、子供も参加する植林などの取組も実施しています。
地球と未来の環境基
2020年設立の特定非営利活動法人。
環境保全のための活動や啓発、援助を行っています。
国内外の緑化、途上国への技術協力、村おこしや地域おこしなど、省資源や温暖化防止につながる事業を幅広く展開。
more trees(モア・トゥリーズ)
音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体で、設立は2007年。
国産材を使った商品を企画・販売したり、イベントを通じて森や木の魅力を発信したりと、幅広い活動を行っています。
法人・個人向けのワークショップやセミナー、ツアーなども開催。
熱帯森林保護団体(RFJ)
1989年に発足したNGO(国際協力市民組織)。
年に数ヶ月現地を訪れ、先住民とともに生活しながら必要な支援を行っています。
消防団プロジェクトでの熱帯林の保全、養蜂事業での経済的自立の促進といった活動実績あり。
このように、国内外で活動するさまざまな団体があり、その数は年々増えています。
参考サイト:森づくりフォーラム/平成30年「森林づくり活動についての実態調査」調査集計結果について
団体数が大きく増加することで活動内容も多様になり、何らかの保全活動に関わる人の数も増加していると思われます。
森林を訪れての実作業から国産材を使った商品の売買まで、森林保全を支える活動は幅広く、業界は活性化していると言えるでしょう。
森林保全・森林保護のために私たちができる取り組み
森林破壊によって引き起こされる自然災害は、年々被害が甚大になっています。
温暖化に対する危機感は、どなたにとっても身近になりつつあるのではないでしょうか。
だからといって、一個人が現地に足を運んで森林破壊を食い止めることはできません。
とすると、私たち個人ができることは何でしょうか?
今すぐできる取り組みにはどんなものがあるでしょうか?
ここまでご紹介してきたように、各団体が多くの方法を示してくれています。
その他にも以下のような取り組みもあるのでご紹介しておきましょう。
FSC認証木材を使用した製品の購入
正しいルートで調達された製品を購入することが、個人でできる違法伐採撲滅への第一歩。
その正規ルートの製品であることを知らせるためのマークがあります。
FSC(Forest Stewardship Council=森林管理協議会)の認証マークをご存知でしょうか?
FSCジャパンは健全な森林を育成するための「森林認証制度」を国内に広めるため自主的に運営されているNPO法人。
ドイツに本部を置く国際的な森林認証組織「FSC」から正式に承認されている組織です。
日本での知名度はそれほど高くありませんが、FSC認証は世界でもっとも普及している木材認証制度です。
世界中で一貫した規格が高い透明性で運用され、審査には地域性も考慮されています。
WWFやグリーンピースなどもFSCを支持しており、信頼のおける認証機関です。
FSCのマークは、持続可能な正規のルートで流通する木材であると証明するもの。
環境保全の観点から適切と判断され、社会的にも信頼がおけ、責任をもって管理された森林から調達された木材である印なのです。
木材や木製品を手に取る際は、このマークの有無に注目してください。
このFSCマークが付いた製品を買うことで、間接的に世界の森林保全を支えることになるでしょう。
マイバッグの使用
森林保全・森林保護のために個人ができる一番身近な取り組みは、マイバッグの使用です。
海洋汚染をきっかけにプラスチックのレジ袋が有料となりましたが、代用品として紙袋を充てるのには問題があります。
大量の紙を使用するということは、すなわち紙の原料である木材を大量に使用することだからです。
先進国で紙の需要が高まれば、ますます違法な森林伐採が進みかねません。
そこで活用したいのがマイバッグです。
プラスチックでも紙でもないマイバッグを使用すれば、海洋汚染もなく、森林伐採につながることもありません。
破れにくく丈夫で、何度も繰り返し使えるマイバッグは、森林を伐採から守る一助となるのではないでしょうか。
ちなみに、ノベルティストアでは再利用木材を使った商品、マイバッグなどを豊富に取り扱っております。
SDGsに貢献できるノベルティやグッズの特集ページもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
ボランティア団体への参加
実際の活動を通して森林保全に関わりたいと思った方は、ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
たいていは家族や友人などと参加できるので、気軽に始めてみるといいでしょう。
森林保全に貢献しつつ、気持ちのよい自然のなかで体を動かせて、一石二鳥です。
活動内容はボランティア団体によって異なります。
例えば以下のような団体がありますので参考に覗いてみてください。
とうきょう林業サポート隊
活動エリア:東京
活動内容:枝打ち、下刈りなど森の手入れ
東京都多摩地域の森林で、植栽や下刈り等の作業を行うことで森づくりをサポート。
林業の専門家の指導のもと行われるので、初心者でも安心して参加できます。
日本森林ボランティア協会
活動エリア:三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山
活動内容:草刈り、枝打ち、間伐など森の手入れ
2013年発足の市民ボランティア団体。
森林の手入れや森林ボランティアリーダーを養成するほか、都市と山村との交流を図っています。
森づくり体験や自然観察、交流イベントなども開催。
森・ヒト・こうち応援ネット
活動エリア:高知
活動内容:森の手入れ、自然観察など、団体により異なる
高知県で登録されている森林保全ボランティア団体を紹介するポータルサイト。
お住まいの地域の近くのボランティア団体を探すことができます。
樹恩ネットワークJUON NETWORK 森の楽校
活動エリア:北海道~九州地域まで全国各地
活動内容:森の手入れ、自然観察など
日本の森林問題を体で感じられる森づくり体験プログラム。
森林での作業のほか、廃校になった学校での宿泊、カヌー、温泉キノコ狩りなど土地ならではの楽しみも。
まとめ
当記事では、森林保全や森林保護についてご紹介してきました。
今この瞬間にも世界の森林は違法に伐採され、温暖化は進み、生物は失われています。
個人の努力だけではそれを食い止められません。
ですが、今ある森林を大切に守り、健やかな森を後世に残していくための努力はできるはずです。
森林保全、森林保護の重要性についての理解が済めば、次は実行への第一歩を踏み出すだけ。
まずはマイバッグ、認証マークの確認、ボランティアへの参加、寄付など、できることから少しずつ始めていきましょう。
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