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ノベルティマガジン

匁(もんめ)とはどんな単位?タオルの用途に合った匁の目安は?

2022/11/17(木)

販促お役立ち情報

6枚のタオル

「タオルの表記に使われる匁って何?」
「タオルを選ぶ時、生地の厚さはどれくらいが良いのかな?」
こんなことでお困りではありませんか?

タオルの生地の厚さ(重さ)は、「匁(もんめ)」という単位で表されます。
タオルの用途によって使いやすい厚さは違うため、匁について理解しておくことは大切。
ノベルティストアでも名入れタオルは人気の商品なので、当記事では以下の点を解説します!

ノベルティや記念品・粗品としてタオルの配布をご検討中の方は、参考までにぜひご覧ください。

タオルに使われる「匁」はどんな単位?

匁とは古くより日本で使われていた単位で、尺貫法における重さを表します。
日本独自の単位であり、明治時代以前は商取引で使われたそうです。

現在は「g(グラム)」が重さを表す単位として使われますが、反物取引や加工業、和菓子業界では今でも匁が使われるほか、真珠の重さを表す単位としても世界的に使われます。
その理由は、日本が世界で初めて真珠の養殖に成功した国であったからだとか。
タオルは生地によって厚みや重さが違うため、それらを把握するために匁が使われるそうです。

■尺貫法とは?
東アジアで広く使用される単位の1つで、長さや面積を表す。
日本では1958年12月31日(土地・建物の計量に限り1966年3月31日)をもって、取引や証明への使用が禁止された。

匁の計算方法は1匁=3.75g

匁は「1匁=3.75g」で計算されます。
3.75gというと、ちょうど5円玉くらいの重さです。

では100匁と表記されている場合、タオル1枚の重さは「3.75g×100=375g」なのかというと、そうではありません。
タオルの重さは12枚(1ダース)あたりで表記される(この場合は12枚で100匁)ため、タオル1枚の重さは「375g÷12=31.25g」という計算で求めます。
つまり、タオル1枚あたりの重さは約31gというわけです。

■タオル1枚あたりの重さ(目安)

  • 160匁:約50g
  • 180匁:約56g
  • 200匁:約62g
  • 220匁:約68g
  • 240匁:約75g
  • 260匁:約81g

上記のような計算が面倒な時は、「匁数÷3.2」でもタオル1枚あたりの重さを計算できます。
たとえば160匁と180匁で計算すると、以下の通りです。

  • 160匁÷3.2=約50g
  • 180匁÷3.2=約56g

匁の計算方法は複雑に思えますが、この方法なら簡単に重さを計算できますね。

匁によってタオルの厚さは変わる

匁は重さを表す単位ですが、タオルの場合は匁が大きくなるにつれて生地の密度や厚みが増します
そのため、匁の数によってタオルの厚さを表すようになったのでしょう。

ここからは、匁によって生地の厚みが変わることをご説明します。

匁によるタオルの厚さを比較すると

160匁・180匁・200匁・220匁・240匁と、20匁ずつ増やしていくと、タオルの厚さはおおよそ以下のように違います。

匁によるタオルの厚みの違い

画像はあくまでイメージですが、徐々に積んだタオルが高くなっていくことがお分かりいただけるでしょう。
繰り返しになりますが、匁が大きくになるにつれて生地の密度や厚みが増すため、匁の大きなタオルほど高く積み上がります。

タオルの仕上げ方によっても厚さは変わる

タオルの厚さは、匁だけでなく仕上げ方法によっても変わります。
タオルの仕上げ方法は以下の2つあり、ソフト加工のタオルは厚めです。

■ソフト加工(厚い)
織ったタオルの表面に熱風を当てることで繊維を立たせるため、ボリューム感がアップします。
タオルとしてはフワフワした手触りになり、吸水性と厚みが増すことも特徴です。

■シリンダー加工(薄い)
タオルを塩素などの薬品につけて漂白し、ローラーでシワを取りながら乾かします。
表面が滑らかになり、ソフト加工のタオルに比べて薄めの仕上がりです。
ローラーを「シリンダー」と呼ぶため、シリンダー加工と呼ばれます

タオルの用途に合った匁の目安

続いては、タオルの用途に合った匁の目安をご紹介します。

「用途によって目安があるの?」と思われるかもしれませんが、たとえば温泉などで身体を洗う時に使うタオルが、バスタオルのように分厚いと使いにくいですよね?
逆に、バスタオルが粗品の手ぬぐいのような厚さだと、身体の水分を吸収してくれません。
そのため、タオルの匁で迷ったら、大まかには下記の表を目安にされると良いでしょう。

匁によるタオルの用途の違い

では、タオルの用途に合った匁の目安を具体的に見ていきましょう。

ミニタオル(80~140匁)

ミニタオルは薄く小さいタオルで、持ち運びやすさが求められます。
80~140匁くらいが多く、ハンカチのような用途で使われます。

フェイスタオル(160~180匁)

フェイスタオルは最も一般的なタイプで、ノベルティや記念品、粗品にも最適です。
厚さとしては、160~180匁くらいの商品が多い印象です。

トイレ・キッチン用タオル(200~220匁)

トイレやキッチンでお手拭き用として使うタオルには、少し厚みがほしいですよね?
このようなタイプのタオルの場合、200~220匁くらいがおすすめです。

スポーツタオル(250~400匁)

スポーツイベントなどのノベルティに最適なスポーツタオルには、ある程度の吸水性が必要です。
そのため、やや厚めの250~400匁が一般的です。

バスタオル(800~2000匁)

お風呂上りの身体を拭くバスタオルには、高い吸水性が求められるため、800~2000匁くらいが適しています。
高級な記念品、ホテルや美容院などで使うタオルも、このくらいの匁数が多いようです。

ノベルティのタオルで人気は160~240匁

ここまでにタオルの用途別に適した匁の目安をご紹介しましたが、ノベルティとして人気は160~240匁です。
匁が大きくなると生地がしっかりとして厚みが出るため、タオル自体の価格も高くなります。

ノベルティや記念品としてオリジナルの名入れタオルを大量に作るとなると、予算に合う範囲が160~240匁くらいというケースが多いのでしょう。
ご紹介した匁の目安を参考に、ぜひご希望に合ったタオルをお選びください。

まとめ

当記事では、タオルの厚さ(重さ)に使われる「匁」について解説しました。
簡単にまとめると、1匁は3.75gあり、タオル1枚も重さは「匁の数÷3.2」で計算できます。

タオルの用途によって最適な厚さは違うため、ノベルティや記念品で名入れタオルの配布を検討されている方は、匁のことも気にしてみましょう。
タオルだけに限らず、オリジナルノベルティや記念品作成のことで不明な点などございましたら、ノベルティストアへお問い合わせください。

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